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2017/06/13 11:19

世界が認める日本の工芸品はたくさんありますが、キッチン関係でいうとなんといっても包丁です。

 
 日本刀の技術が活きる包丁は、世界中のシェフから愛されています。
そして同じ金属加工の技術が活きるカトラリーがあります。
 
特に新潟県燕市で作られるカトラリーは、世界中の一流レストランやホテルで使用されています。
有名な話ですが、ノーベル賞の晩餐会で使用されているカトラリーも燕市の工場で作られたものです。
 
燕市は金属の打ち出し加工で江戸時代から有名でした。
一枚の丸い金属板を、金槌で叩いてやかんや鍋を作ってしまうあの恐るべき技術です。
 
日本で最初にカトラリーを生産を開始したのも燕市にある金属加工会社です。
細やかで繊細な加工技術や磨きの技術が世界中で認められ、愛されるようになりました。
そこには、簡単に買い替えたり、使い捨てにするものではないという哲学があります。
買い替え需要という経済原則を無視して、長く使えるいいモノを作ってしまう日本人のきまじめさが品質の高さとなって、世界に認められているのです。