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2017/06/19 22:14
ステンレススプーンの作り方。
まず、ステンレスの板を用意します。
次に、
1)地抜き ;ステンレスの板をおおまかなスプーンの形に切る抜きます。
2)ローラー;切り抜いた板に先をローラーで薄く延ばします。
3)板押し ;柄の部分の型を取ります。
4)つぼ押し;頭の部分をへこまします。
5)磨き ;角を磨いて滑らかにします。
3)板押し ;柄の部分の型を取ります。
4)つぼ押し;頭の部分をへこまします。
5)磨き ;角を磨いて滑らかにします。
*NHK「美の壺」より。
以上でいつも使っているスプーンが出来上がります。
さて、いいスプーンとそうでないスプーンの違いはどこにあるのか。
プレスで形を作っているわけですから、形のもとになる金型に違いが出ます。
カトラリー場合、この金型を「種矢」というそうです。
種矢は、実物と同じものを手作りします。
使いやすさ、美しくて繊細なデザイン、カトラリーの良し悪しを決める大事な工程だそうです。
新潟県燕市には優れた種矢職人がいるのです。
出来上がった種矢から金型を作るわけですが、
いかにいい種矢ができても、それが金型にそのまま移されなければ意味がありません。
いかにいい種矢ができても、それが金型にそのまま移されなければ意味がありません。
江戸時代から金属加工で有名だった燕市には、精巧で繊細なデザインを金型に起こす
高度な技術がありました。
高度な技術がありました。
一流の職人技によるち密な技術なくして、
世界に認められるカトラリーはできないのです。