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2017/06/07 23:32

錫の器は、3500年前くらいから使われていたといわれています。
軟らかいので扱いやすく、青銅の材料としても使われていました。

錫は錆びないため、錫器に入れた水は腐りにくくなります。
抗菌作用もあって水をきれいに保ってくれます。
錫の花器に入れておくと、生け花も長持ちします。

見た目も涼やかできれい、銀のように酸化して黒くならないの、
神器や茶道具としてよく用いられていたようです。
長く使っていると渋みが出てきて、愛着が湧くそうですが、
磨けばすぐに新品のようにきれいになります。

錫の特性として熱伝導率の良さがあります。
冷たさや温かさがすぐに器全体に広がります。

錫のタンブラーは内側に細かな凹凸があって、
そのためビールを注ぐときめ細やかな泡になるので、一層ビールがうまくなります。
水がまろやかになるので、ビールばかりでなく、焼酎やウイスキーもおいしくなります。

新橋のある飲み屋さんでは、ドリンクの器を錫にして大好評を得ているとのことですし、
数年前、北陸のある工場が変家できる食器として販売して、世界的な評価を得ているそうです。

欠点としてはややお高いこと、
でもそれだけに、贈られたほうはうれしさもひとしおだと思います。